プログラミングぺいぺいのJPHacks体験記

2024-12-07

はじめに

はじめまして!Advent Calender7日目を担当します、はっしーと申します。Jackでの主な活動経験は春のJackHackと先日行われたJPHacksの2回のみで、初めましての方がほとんどだと思いますので、僭越ながら自己紹介からさせてください!

情報学部・自然情報学科B1で、「はっしー」というニックネームは安直に名字からつけました。大学入学後、先輩に誘っていただいてJackに入ったものの、初参加のJackHackで燃え尽き、気づけば幽霊となっていました…ですので、プログラミングに関しては授業で少し触れた程度。全くのぺいぺいと言っても過言ではありません。

少し前置きが長くなってしまいましたが、そんな僕が今回書かせていただくのはタイトルにもある通り、「プログラミングぺいぺいのJPHacks体験記」です。(※ぺいぺいとは初心者のことを指し、決済サービスのPayPayとは何の関係もありません)

JPHacks体験記といいながら、開発の技術部分は深掘りできないことはご了承いただき、温かい目で見ていただけると幸いです!

1.Hack Day!!

まさかのB1一人!?

まずはじめに、今回幽霊だった僕がJPHacksに参加する経緯についてお話ししたいと思います。

幽霊ながら僕自身ずっとプログラミング技術向上やサークル活動への憧れを持ち続けてはいましたが、なかなかいいタイミングもなく参加を見送っていました。そんなある日にSlackでJPHacksへの参加者募集が流れてきて、JackHackと同じノリで「友達も参加するかな?」などと考えながら軽い気持ちで申し込みをしました

後日送られてきたチームリストを見て驚愕しました。B1一人!? 開発経験もない自分には無理だと辞退を考えましたが、チームメンバーに申し訳ないことや先輩の助言もあって、かろうじて参加を決心しました。当時はとんでもないところに足を踏み入れてしまったと思っていましたが、まさかこの決断があんなに大きな経験につながることになるとは思ってもいませんでした…

狙うはスポンサー賞!!

迎えたHack Day。Jackで決めていただいたチームメンバーとの初顔合わせ。自己紹介を済ませフロントエンド担当1、バックエンド担当2(内1人初心者)というスリーマンセルの役割が決定し、全員白Tを着ていたという理由でチーム名をホワイトと決めたところでいよいよ開発が始まりました。

他のチームが着々と開発を進める中、僕らはホワイトボードを取り出し、異様な雰囲気をまといながらアイデア出しから始めることとなりました。3人チームかつ内1人は初心者…総合的な技術力で言えば他チームより劣る僕らの目標は「楽しく開発して何かしら完成させること」「あわよくばスポンサー賞?」に決まりました。

そこで目についたのは賞金10万e…三菱重工業さんのテーマである「安心・安全」でした。開発テーマを「安心・安全」に定めた僕らはアイデアを出していき、安心安全につながる危機管理ができるアプリという大枠を決め、具体的な機能を考えていきました。

ホワイトボードにでっかく「安心・安全」と書いた僕らを見つめる三菱重工業さんの担当の方の視線を今でも覚えています。

あの時点で媚び売り成功注目していただけていたと思います。

アイデア出しは和気あいあいとした雰囲気で行われ、そしてその際、「安心」というワードから今回僕らの作ったプロダクトのまさに顔であるあのワード、そう…「安心打診おばあ」が生まれました…!!

おばあ」というワードを出したことは開発面であまり役に立てなかった僕の唯一の功績かなと思ってます!

なんと!そのときのホワイトボードの写真が残っていたので参考として載せておきます!!

Let’s 開発!

そんなこんなで開発が始まり、具体的な開発内容は省きますが、僕は先輩に教えていただきながらバックエンドを作っていきました。手取り足取り開発をしていた訳ですが、正直なところこのプロダクト全体を通して僕の開発面の貢献度は3%ほどです。それでも学ぶことは多く先輩にはとても感謝しています。

ちなみに1日目のお昼には近くの家系ラーメンを食べに行き、その後のチームの開発ペースは70%低下しました。(先輩方、ごちそうさまでした...!)

名城大学の目の前にある家系ラーメン屋での1杯。ボリューム満点。
名城大学の目の前にある家系ラーメン屋での1杯。ボリューム満点。

膨らむ期待、本当に?

Hack Day1日目の終わり、中間発表があるのですがそこで大きな期待を膨らますことになります。なんと三菱重工業さんのスポンサー賞のテーマである「安心・安全」をもとに作ったと思われるプロダクトがうちともう1つの2チームしかなかったのです!!

単純な確率で言えば2分の1…その日の帰り僕らは10まn…スポンサー賞への期待を大きく膨らます一方で「こういうときって大体ダメなんだよなあ」という半信半疑な思いで帰路につくこととなりました。

2日目始まり、結果はいかに!?

2日目、僕らは半信半疑の中でも確かな自信を持ちながら開発を続けました。追加で機能なども実装し、余裕を持って開発を終えた僕らはプレゼンに力を入れようと2時間ほどプレゼンを練りました。

準備の甲斐もあり、プレゼンは手応えあり。あとは結果を待つのみとなりました。

そして迎えた結果発表。

狙っていた三菱重工業スポンサー賞にはなんと「ng_2406チームホワイト」の文字が…!

手応えはあったもののいざ呼ばれると驚きな賞でした。僕らのチームは事前準備も残業もなく、開発環境は楽しい雰囲気でまさにホワイトなハッカソンだったのですが、技術面で見ると勝てるか怪しかったからです。アイデアプレゼンでゴリ押した末に掴み取った、本当に運のいい結果でした。

喜び賞金10万円!を分かち合い(あまり貢献できなかったにも関わらず、3等分にしていただきました、優しすぎる...!)、僕たちのHack Dayは幕を閉じました。

賞金の商品券を握りしめるチームメンバー。
賞金の商品券を握りしめるチームメンバー。

2.Award Day!?

一体なぜ?Kaizen Sprintに突入

Hack Dayを終え、いつもの日常へと戻った僕はその日、授業に遅れ、自宅でパソコンを開いていました。授業資料を見ていたときにふと飛び込んできた通知には信じがたい文字が…

Award Day進出おめでとうございます!!」

???

意味がわかりませんでした。なんとAward Dayという全国決勝に進出してしまったのです。僕らは後日すぐに会議を開き、新たな目標と改良案を考えることとなりました。

スポンサー賞を総ざらいし、審査員の方からのフィードバックを参考に追加機能を考え、役割分担を決め2週間という期間に臨みました。

図書館やイオン、gatherなどそれぞれ時間がない中で集まり、開発を進めていきました。ここで僕は先輩から多くの学びを受けました。

ついに迎えたAward Day

2週間のKaizen Sprintを経てついにAward Dayの日がやってきました。

前日の土曜日の15時頃に新幹線で東京に向かい、軽い観光を終えた後、またまたラーメンで腹ごしらえをして、狭いドミトリールームで各々の最終準備に入りました。

新幹線に乗り込む!
新幹線に乗り込む!
東京駅到着!
東京駅到着!
東京駅の地下街の塩ラーメン。
東京駅の地下街の塩ラーメン。
宿泊したドミトリールーム。狭い。
宿泊したドミトリールーム。狭い。
テラスあり。作業はここでもやっていたが強風により寒い。
テラスあり。作業はここでもやっていたが強風により寒い。

Award Dayはピッチとエキスポがあり、全16チームが8分間のピッチを行った後、エキスポで自分たちのプロダクトのアピールをしました。

Award Dayでは特に追加機能の「安心打診わんこ」のウケがよかったと記憶しています。

ピッチ会場。発表は一番最後のトリでした。
ピッチ会場。発表は一番最後のトリでした。
エキスポでの展示。特大ポスターで目を惹きつける作戦。
エキスポでの展示。特大ポスターで目を惹きつける作戦。

最終結果発表!

すべてを終え、残すは最終結果発表となりました。狙うはHackDayに引き続き、20万円にグレードアップした「三菱重工業スポンサー賞」、gooラボAPIを利用したプロダクトから選ばれる「NTTドコモスポンサー賞」、そしてあわよくばその他の賞。

結果は…

「NTTドコモスポンサー賞」を受賞しました!!!

惜しくも三菱重工業スポンサー賞は逃してしまいましたが、狙い通りNTTドコモスポンサー賞キーボードをいただくことができました!!

Award Dayで頂いたものたち。
Award Dayで頂いたものたち。

最後に

今回幽霊ぺいぺいだった僕が半分思いつきでJPHacksに参加した経験を僕らのチームリーダーの指示により書かせていただきました。

知識も技術力もない僕にとってJPHacksは大きな挑戦ではありましたが、チームメンバーの助けを得ながら、走り抜き、運の良いことに貴重な体験をすることができました。チームメンバー並びに先輩方にはとても感謝しています!!

このブログはどちらかといえば「興味はあるけど参加したことない」という方に向けて書いたのですが、僕からそんな方々に言えることは「飛び込んでみるのも悪くない!!」ということです。

Jackには優しくてプログラミングに強い先輩方がたくさんおられます。(なんてったってもう一つの名古屋代表チームのOriCube全国1位ですからね!)

これから僕はいただいたキーボードに恥じないプログラマーになれるよう精進していきたいと思います!!

ご精読ありがとうございました!!!

おすすめ記事